1つ前のブログ(2020/08/11)https://yanaishingu.com/nemurinomamechishiki/sheetexchange/
⇒こちらでは、正しいシーツ交換の事を書いていましたが、シーツ交換はどれくらいの頻度ですればいいのか?
毎週する必要があるのかどうか、をお話ししていましたが。
まだ明確な理由は書き終えず、汗についてのお話しが途中になっていました。
シーツ交換について話すには、汗の事をきちんと知って頂けた方が、シーツ交換の大切さに納得して頂けると思うからです。
では、早速汗についてお話ししていきますね。
まず、汗には種類があります。
汗は皮膚にある汗腺という器官から出てきます。
汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺の2種類があり、普段何気なくかいている汗は体のほぼ全身にある皮膚の表面・エクリン腺からのもので、色はなく無味無臭で、体温調節の為に出ている汗です。
一方、アポクリン腺は体の限られた部分にあり、特に脇の下に多く分布されていて、出る汗は白く濁っていて、脂質やタンパク質などニオイのもととなる成分を多く含んでいます。
「あっ!」
と思った方が居たかもしれません。
脇から出る汗は、臭う。
そんなイメージありませんか?
ですが、脇から出る汗も、ほとんど臭わないもの。
「えっ!」
って、納得できない方も居ますよね。
はい、わかります。
私もワキからの汗は臭うような?
と思います。
でも、医学的に無臭と言われているのは何故?
そう疑問に思い、汗について更に調べると。
汗は元々は無臭らしく、
かいた汗を放置すると、皮膚の表面にある垢や皮脂、汚れと混ざり合い、それらが細菌に分解されることでニオイが出るそうです。
汗の事を詳しくはこちらのブログサイトがとてもお役に立ちました。https://www.s-re.jp/magazine/health/60/
汗が垢や皮脂、汚れと混ざり合い細菌に分解される事でニオイが出るなら、そうなるのを防ぐ必要がありますね。
ご紹介したサイトの記事にも書かれていたように、衣類のケアが大事だと。
シーツも同じですね。
衣類とは分別されますが、衣類と似た素材や繊維で作られています。
衣類で特に汗汚れが目立つのは、白色の服。
汗のにじみが目立ってしまうのは、やっぱり白色。
シーツも白色のものが多いですよね。なので、
シーツ交換は頻繁に!
シーツや枕カバーの洗濯を週に一度はしないと、汗がどんどんシーツに浸透していって、汗が積もり積もって、黄色くなっていくんです。
洋服でも襟元などが黄色くなっているのを見た事がありますよね。

汗そのものは汚いものではなくても、お風呂上がりにでも体に残っている垢や皮膚にある脂、空気中にある埃がシーツの上にもつくので、それらと汗が混ざり合って細菌となり、ニオイが出てきてしまう。
ニオイの前に、細菌になってシーツについている状態が積もり積もっていくって、なんだかパワーを日に日に増して行っている気がしませんか?
そう思うと、パターが増す前にやっつけたいですね。
シーツ交換の大切さ、ブログを読んで頂いた方に伝わっているでしょうか。
人間の体温調節の為には汗が出るのは、当たり前の事。
この汗と、シーツやお布団、衣類との上手な付き合い方をこれからもブログで書いていこうと思います。
それでは皆さま、お盆休みを満喫されてくださいね。
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