「ダイエットを始める前に〜後編 1〜」です。
「ダイエット」って聞くと、憂鬱に感じたり、
自分には三日坊主で終わってしまうからと始めから
諦めている方も多いと思いますが、ダイエットが簡単なことなら、
やってみようかな?と思ったりしませんか?
まず、ダイエットを始めようとする前に…自分の生活スタイルから、
1日のルーティンをゆっくり考えて手帳や紙に書いてみてください。
書かなくても、“頭の中でわかっている”と思う方もいると思いますが、
紙に書いて文字で見てみることで、効率が良く、
自分に適したダイエットの計画が立てやすくなります。

まず、自分の1日のルーティンを書いてみた時に、
自分の生活していく中で、ダイエットをする為の運動や食事の事で
取り入れて行けることは何かを見つけていきます。
例えば、
①朝食を取る時間はあるか?
②運動をする時間はあるか?(どれくらいできそうか)
③睡眠時間はどれくらいか?
まず、ダイエットを始めようとする前に、この③点を書き出してみてください。
①朝食はどうされていますか?食べるor食べない
朝食食べるを選択された方そのまま、食べるようにしてください。
そして、朝食の内容を見直してみてください。
朝食にはどのような食物を摂取しているか。
朝に食べると良いとされている物は、「エネルギー源になる食べ物」です。
例えば、「糖質」。糖質は人体のエネルギー源となる物質で、
炭水化物の一部を形成しているものです。
炭水化物は大きく糖質と食物繊維に分けることができます。
炭水化物は、たんぱく質、脂質と合わせて「エネルギー産生栄養素」と呼ばれていて、
人間の日々の活動を支えています。
多くの糖質は人間の体内でブドウ糖に分解されます。
小学生の理科の授業で習ったのを覚えていませんか。

ブドウ糖は、人間の脳がエネルギーとして利用できる重要な物質です。
糖質は人間の活動にとって不可欠なものなんです。
でも、「糖質」って、普段はあまり取ってはいけないと言われている食べ物だと思いますよね。
糖質抜きダイエットなどが流行っている、糖尿病の方などは病院から
勧められているダイエット法ですが、人間の活動に必要なエネルギーなら、
取らないといけないんじゃないか?と思われますよね。
説明しますと、糖質は、あまりたくさん取る必要がない栄養素です。
確かに身体を動かす為のエネルギーにはなっていますが、たくさん取る必要はなく、
逆に摂り過ぎてしまう事で、身体に糖が蓄積されていき、
ブドウ糖にも分割されずに、脂肪になってしまうんです。
なので、糖質はほどほどで良く、どれくらいが理想的かと言いますと、個人差があります。
これは、1日の糖質摂取量(g)計算式です。
標準体重(kg)×活動量(kcal)×0.6÷4※標準体重=身長(m)×身長(m)×22
※活動量の数値
軽い:25~30普通:30~35重い:35~
ご自身の生活していく中で活動レベルがどれくらいかで変わります。
●軽い生活の大半が座っているなど、静かな活動が中心
●普通通勤や買い物などで一定の立っている時間があり、軽い運動をする
●重い移動や立っている時間が長く、活発な運動をしている身体を動かす仕事をしていたり、ジムなどに通っている方
たくさん摂る必要はない糖質ですが、糖質が分解されてできるブドウ糖は
脳の重要なエネルギーですが、そのブドウ糖が不足すると「低血糖」と呼ばれる状態になります。
低血糖は軽症であれば空腹感や悪寒、症状が悪化すると震えや動悸、
目まい、さらには意識障害になるリスクもある危険な状態です。
貧血を持っている方や、低血圧の方は、特に極端な糖質制限には注意してください。
糖質は、主にパンや米類、穀物などに含まれているので、
朝食を摂る際には良いと言われているので、食パン1枚や、
お茶碗一杯分の糖質を摂ることは、1日の身体を動かす最初のエネルギー補給の食事なので、進んで摂るのもいいでしょう。
朝一で摂取しても、これから身体や脳を動かしていくので、
糖質がブドウ糖へ分解されやすいんですね。
逆に糖質を普段我慢している人にとっても、糖質を取りたければ、
昼や夜に摂取するのではなく、朝食時に摂るようにしましょう。
朝は一日の身体を動かす為のエネルギー補給をしていると考えて貰っていいでしょう。
朝食を食べないを選択された方は、朝食を食べるようにすることが、
ダイエットの為にもなりますし、健康の為にも、勿論良いです。
朝から食事を摂取することで、頭の回転も良くなりますし、
朝の眠たい身体にスイッチが入り、ダラついていた状態がシャキッとします。

そして、朝食を食べないことは、「太ること」に繋がります。
その理由には、朝食を抜くとで、体内時計の乱れに影響していくからだと、
愛知県名古屋大学の研究でわかったようです。
マウスを用いた実験の結果、朝食を抜いたマウスのグループは
体脂肪と体重がより増えたそうで、原因は朝食を抜いたことによると。
朝食を食べていないことで、脂質代謝に関わる肝臓時計が乱れていたことや、
1日の内の体温上昇時間が短くなっていたことも分かったそうです。
これによりエネルギー消費が抑えられたことが、体重増加につながっていたといいます。
体重が増えるメカニズムを解明したと2018年に発表しています。

“朝食を食べる”という事がいかに大事な事なのか、研究結果からも
判明していっているように、朝食は一日の活動が始まる第一の食事、
身体にパワーを入れるスイッチのようなものです。
そのスイッチを入れずに行動することと、スイッチをきちんと入れて
行動することとでは、1日のパフォーマンスにも差が出てしまいます。
朝食を食べることで、仕事や勉強、身体へ良い影響が出るのなら、
まずは少しずつでいいので、何かを食べていきましょう。
炭水化物でも、タンパク質でも、乳酸菌の入ったヨーグルトなどでもいいですよ(*⁰▿⁰*)
では、今日は「ダイエットを始める前に〜後編①〜」でした。
続いては、次回の投稿~後編2~をお楽しみに♪♪
この記事へのコメントはありません。